と、アドラー心理学では言っています。
感情は選択できる、ということですね。
怒るための理由を探しており、その理由になりそうなものを選んで怒っている、というわけのようです。
そして、怒ることで得をしたことがある成功体験のおかげで、「怒り」という感情の選択をするのだそうです。
ディズニーの「インサイドヘッド」という映画をご覧になりましたか?
女の子の頭の中で、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカがそれぞれ一人につき一つの感情を担当しており、女の子の状況によって感情を変え、その女の子の成長を守る描写があります。
すとんと落ちたのは、すべての感情はいいも悪いもなく、喜びも怒りも自分を守るために使っているということです。
人は感情を選択しているという考え方を知ってから、感情が動いた時(実際には動かしている)に「なぜこの感情を選んでいるんだろう?」と時々考えるようになりました。
あなたは、嬉しい?悲しい?怒っている?それならなぜその感情をなぜ選択しているのですか?