私は東京ディズニーランドと同い年です。
幼少期の写真を見ると、毎年ディズニーランドに出かけていることがわかります。
また、テレビの制限がかかっていた我が家で見られたのは教育テレビとディズニーのビデオのみでした。当然、ディズニーの影響は強くなります。
一番影響を受けていたのは、美女と野獣と、ポカホンタスでしょうか。
ポカホンタスは結構地味なのであまり知られていないようですね。アメリカ先住民族のヒロインが、イングランドから植民地を作るために渡ってきた青年と恋に落ちる物語(っていう説明でいいのだろうか)です。
中学の卒業文集のタイトルは「ベル(※美女と野獣のヒロイン)とポカホンタスになる」でしたし・・・(汗)
自分の信念を貫く、というテーマで書いていたと思います。
ディズニーのヒロインは、母親がいない(もしくは引き離されている)という逆境におかれた状態からスタートし、成長して恋に落ち結婚、というストーリーを踏んでいきます。
性格が歪んでいないのはなんでなんだろう。今はそう思います。
その理由は、柔軟性と、幅広い知識を得ようとしていた姿勢に由来しているのではないかと思ったのです。
ベルは、本を読み知識を蓄えたり、世界を広げたりしています。知らないことに対しての好奇心の方が不安より強いです。野獣に対しての態度も、「怖いけど、あなたを知ったら怖く無くなるかもしれない」そんな思いで付き合っていたのではないでしょうか。そして、野獣のいいところを発見し、育てて本人に自覚させていくんですよね。
ポカホンタスは、知識は自然の様子や、自らの実践から力を身に付けています。実践を応用できる力が強いのは、自然に逆らわず、尊敬し、自然のような柔軟性があるからではないかなと思います。イングランドの異文化が突然目の前に現れた時も、すぐに戦闘体制に入る部族の男性たちと違い、興味をもち、親しみをもって接していきました。
さて、私はどうでしょうか。
12月29日には、ディズニーランドに行ってきました。
音楽を聴いて、ディズニー好きだな、と思ったのと同時に、なぜ好きだったのだろうかと自分に問い、そんなことを思い出したのでありました。